労務
請負契約なのに、何故退職金を払わなければならないのか!台湾オンライン書店大手が巻き起こした労務トラブルについて

オンライン書店のB社と清掃業務を担当するご年配の女性スタッフとの労務トラブルとは何か?それを解読するための基礎知識を以下紹介させていただきたいと思います。

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労務
解雇事由のファミリア・ストレンジャー⁉能力不足を理由とする解雇に関するトラブル事例

今週のマサレポは、一つの事件に対して、地裁から最高裁まで異なる心証が示された裁判例を紹介させていただくことで、「労働者は確かに担当業務をこなせない」、という労務上のファミリア・ストレンジャーについて理解を深めていけたらと思います。

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休暇制度
会社はどう対応すべきか!?【社員に教育召集の令状が来たらよくあるモヤモヤ8選】

今回のマサレポは、教育召集を受ける社員が出た場合における労務管理上よくあるモヤモヤ8選を紹介させていただき、似たようなシチュエーションが発生したら、この一本でモヤモヤを徹底解消していただけたら幸いです。

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労務
ついに賃金として市民権を得た夜食手当!残業代や退職金の計算に気を遣うべき点とは?!

夜食手当に関するトラブルが起きたきっかけは果たしてなんなのか、何故労働当局はわざわざ労基法を改正するまで、思わせぶり的に、「夜食手当はやはり賃金の一部ですよ」、という風なほのめかしを行ったのだろうか、夜食手当を賃金に含めたら果たしてどういった影響が発生するか、といったサイダーのように湧き上がる質問事項を、マサレポ流に徹底解説したいと思います。

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労務
社員間で口喧嘩があったら、会社が賠償金を出さねばならない!?台湾の裁判例でCheck!

社内で社員同士の口喧嘩が起こり、その後誹謗中傷又は侮辱行為があったことで訴訟沙汰に発展してしまったら、会社もそれに関する損害賠償の責任を追及されるものなんでしょうか。最近の裁判例でCheck!

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労務
少なくとも3年間いてねと、社員と合意したのに、それでもペナルティ無しでいつでも自主退職できるのか!?「最低勤務年数」の設定についての要注意点!

会社が実施する従業員の解雇で、法律上不当とみなされたえぐい事例をいくつか考察してまいりまして、事業主側でどのように証拠を強化すれば、正当性の主張が成り立つことをある程度掴めていただけたかと思います。では、逆のパターン、解雇ではなく、有能な従業員を引き留める手立てとして、「最低勤務年数」の設定に何か要留意点がないでしょうか?

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労務
出退勤時間をチェックしようと社内のタブレットを使ったら、いきなり刑事責任を問われるもんか!?労働者の権利を主張する前にまず違法リスクをご用心!

今週のマサレポで紹介させていただく労働事件は、もともと会社に問題があって、適切な方法さえ取れば、従業員側では妥当な補償がもらえる可能性が高いなのにもかかわらず、対象従業員はたまたま法律的に妥当性が欠ける対応を取ってしまったがゆえに、会社に労基法に定めた適正な対応をしてもらえるところか、会社から刑事責任を追及され、前科が付くかつかないか、というバッドエンドを迎えてしまうトラブルです。

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労務
忘年会という重役が揃った場面に、従業員からのちゃぶ台返しを食らった、というありえない屈辱を味わわされてしまったのに、それでも解雇できない!?

今週のマサレポは、第一審から10年が経過し、今年の8月にようやく落ち着いたという、台湾高雄で起きた不当解雇に関する裁判例を取り上げ、元社員側の訴訟権を制限することで、終焉が見えない裁判に終止符が打たれた、とのレアケースを考察していきましょう。

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労務
競業避止義務は十中八九ハッタリ!?TSMCに学ぶ有効な競業避止の設定方法

台湾における競業避止義務についての考え方は果たしてどういったものだろうかを徹底的に検証していこうと、2022年になってようやく最高裁で確定した、競業避止義務の違反にまつわるTSMCとその元社員の間で繰り広げられた訴訟の応酬を紹介させていただきます!

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労務
退職合意書があった、試用期間中で実施、それでも不当解雇なのか!?台湾の最高裁が2022年に出した気になる判決とは!

労働部の公式見解や裁判例がなされているにもかかわらず、試用期間まだ終わっていない従業員に、退職合意書に署名してもらってから実施する解雇であっても、台湾の最高裁に不当解雇と認定された事例が2022年に起きました。果たして、この背水の逆転劇を起こした肝心な要素とは何か?以下マサレポで謎のベールを剥がしていきます!

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